2007年03月29日

鉄道ファンへの目覚め

 男の子は子供のころ必ずといっていいほど電車(鉄道)に興味を持ったことがないだろうか。
 今50~60歳代以上の人だったら、きっと蒸気機関車の運転手(機関士)に、それより若い人だったら、新幹線や電車の運転手(運転士)になりたい、と思ったことのある人はたくさんいると思う。 物心がついたときに見たり乗ったりして体験した鉄道は、心の中に幼児体験として根深く染み込んでいる。  機関車や電車がリズミカルな音を響かせながら走る姿や、車窓に流れる景色は大人になっても魅力があるが、子供心にはそれ以上に鮮烈なインパクトを与える。

 しかし、中学、高校と進むうちに鉄道に対する思いが次第に薄れていく。 この年代に鉄道が好きな人は、そのまま鉄道マンとしてプロの道を歩むのかもしれないが、多くの人は、興味の対象がゲームや音楽、ファッション、クルマ、パソコンなどと多様化していく。
 このころには、鉄道ファンは幼児じみたオタク趣味と感じ、電車は好きだがそれを口にするのを恥ずかしく思う人も多い。 それが大人になって、何かのきっかけ、それが偶然電車の運転室から前方の風景や運転士の姿を目にしたときや、関係書籍を読んだときなど、理由は人それぞれだと思うが、突然、幼少時代の記憶が蘇り、鉄道への思いが沸きあがってくることがある。このとき時間的、経済的、気持ち的に余裕のある人は鉄道ファンとして大プレークすることになる。鉄道を趣味としている大人の多くはこうした人が多いのではないだろうか。

 私もその一人であるが、申し訳ないが鉄道は一番ではなかった。
 親の実家が電気店を営んでいた影響だと思いますが、子供のころから電気製品が好きで工作が好きだった。 高校時代はTVゲームや当時流行ったシンセサイザーなんかも作った。後半になるとにパソコンなるものが世に現れ、その頃からソフトもいじり出し、今はそれで飯を喰っている、時代の申し子と云ったら言い過ぎだが、ラッキーな時代を過ごしてきたのも事実だろう。
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Posted by js3mne at 21:27│Comments(0)貴志川線
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