2014年04月27日
試乗日記

昨日、大阪梅田のBMWでX3 xDrive28i M-Sprot(写真手前)に試乗させてもらいました。(その前が愛車プジョー407SW)
一番興味のあったM-Sportの乗り心地ですが、以前試乗させてもらったノーマルのX3ディーゼル車の方がカドがある乗り心地で、M-Sportのくせに意外にも悪くなかったです。
8年間乗っているプジョー407SWの後継車探しの名目でこの一年結構クルマを試乗させてもらったので、主観で順番を付けてみようと思います。全長4.6m前後、車幅1.8m前後のいわゆるDセグメントのクルマが対象です。
A(満足)からE(最悪)までCが標準(普通)の評価になってます。
メーカー | 車種 | トータル満足度 | 乗り心地 | 走り心地 | デザイン豪華さ |
---|---|---|---|---|---|
LandRover | RangeRover Evoque (20inch装着車) | A | C+ | B+ | A+ |
BMW | 328i Sport Sedan | A- | B+ | A | B+ |
BMW | X3 xDrive28i M-Sport | A- | B- | B+ | B+ |
Lexus | RX 450h | A- | A- | A- | A |
Volvo | XC60 T5 R-Design | B+ | B | B+ | B- |
Audi | A4 Avant 2.0 TFSI quattro S-Line Package | B | B | B+ | B |
Audi | Q5 2.0 TFSI quattro S-Line | B | C+ | B | B |
CITROEN | DS5 | B- | A- | B | A |
Audi | A5 Sportback 2.0 TFSI quattro | C+ | C | B- | B |
Peugeot | 407SW V6 3L 2006年モデル(参考) | A- | A- | B+ | A- |
BMW
キャッチフレーズの「駆け抜ける歓び」は伊達ではないです、245馬力前後の2000cc ガソリンTurboのライバル車と比べても頭ひとつ出ている印象で、4気筒のザラザラ感も少なく吹き上がりもスムーズです。
私にとっての最大の懸案事項は、世間でやたらとBMWが走っていることと、住んでいる近くのお宅に1千万円を超えるBMWが2台も止まっていることだったりする。
X3は6月頃にマイナーチェンジが予定されていて、社内資料によると外装や装備の充実が大きく図られているので大いに期待です。
Lexus
一言で言うと、良くも悪くもニッポンのトヨタのクルマです。社会人に例えると、酒もタバコもしない真面目な公務員のようないい人と言った印象。刺激や面白味を求める人には物足りないかと。ただし、オーナーズデスクと言われるサービスは大きなアドバンテージだと思う。Lexusの魅力はクルマ以上にここだと思う。
Lexus RX 450hの最大の欠点は古い設計のままで、未だに足踏み式のパーキングブレーキだったりする。 スペックは良いけどボコボコな音がするオーディオは大衆車並みで、即デッドニングチューニングが必須だと思う。
RXのメインマーケットであるアメリカで安定して売れているからそれで良いのだと、Lexusセールス談

RXのハイブリッド車は3500ccエンジン+モーターですが、過去のクラウン・ハイブリッドやハリアーハイブリッドとは違うエンジンで、3500ccとは思えない控えめなパワーと、V6とは思えないようなザラつきを感じました。
燃費だけは優秀でBMWのディーゼル車よりも良い。とはいえ、大排気量エンジンとモーターの太いトルクは高速での運転は極楽だし、実際は意外なほど速いスピードになっていました

実際のところは、先日海外で発表されたNX 200t F Sport、新型ハリアーがベースだと思いますがCVTではないATだし、夏頃リリースのようなので大いに期待です。
Volvo

XC60 T5 R-Design(写真左)とV60 T5を試乗。 昨年試乗させてもらった旧型のXC60(写真右)はリアサスペンションがバタつく最悪の乗り心地で、新しいDrive-Eエンジンを搭載した新型の試乗会のオファーを貰った時もあまり期待していなかったのですが、これがまぁ全く違うクルマになっていました。半年前に旧型を買った人への裏切りじゃない?といった印象です。数十万円価格アップしているから・・・というのがセールス談。
さすがにVolvoの安全装備はピカイチ。高速道路を楽に走る機能も満載です。XC60 R-Designは20インチのタイヤを履いていて斬新さはあるのですが、実用重視の北欧品質というべきな地味なデザインと質素な内装が私にとっては最大のマイナスです。
RangeRover Evoque
サイズ的にはBMWのX1やAUDIのQ3といったもう一つ小さいクラスです。
カッコウ良さや内外装の質感は英国家具そのもので最高です。インパネも本革張りです。ドイツ車の内装は意外と質素なので、さすが砂漠のロールスロイスと言われる気品が感じられるクルマです。
満足度は高いのですが、最大の問題は最寄りのディーラーが大阪の堺ということ(今のプジョーも堺なんですが

最近のイギリス車は日本の部品を使っているので故障も少なくなってきているいうことですが、電子装備満載のクルマなので故障した時が心配です。プジョーと同じ系列のディーラーなので修理費も高いよと脅かされるし

シトロエン
最近日本市場を見ていないプジョーですが、同グループのシトロエンは内外装のデザイン・質感も乗り心地もさすがフランス車、悪くないです。
問題は最寄りのディーラーが大阪天王寺ということ。BMWと共同開発した1600ccのターボエンジンは低速からトルクもあり必要十分ですが、ライバルに比べると少々非力です。
Audi
A4 QuatroはS-Lineパッケージ装着でしたが乗り心地も走行性能も不満のないものだったのに比べ、A5はリアサスがライトバンのようにバタつく乗り心地でこれは落第。
Q5はタイヤのせいなのかパワステの特性なのか、直線の時のハンドルの座り収まりがあまり良くなかったのと、頭の上の余裕がSUVにしては少なかったかと。
あとは、ここのAudiのショールームに出かけると肩が凝って疲労感が残ります。そういう雰囲気なんでしょうね。
でもBMWやメルセデス・ベンツに比べるといくらか安い価格設定で、ランフラットタイヤでないのも維持費の面で良いかもしれません。
Posted by js3mne at 08:35│Comments(0)
│クルマ
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