2009年01月10日
Windows7 ベータ版

本職にも関係のある話で恐縮ですが、1月8日 マイクロソフトからWindows Vistaの後継OSとなるWindows7の評価版が公開されました。 Windows7 製品版は1年後の2010年発売予定と云われていますが、マイクロソフトとしては出遅れたWindows Vsitaの二の舞にならないように早いうちからプロモーションを開始するらしいです。
開発者向けのWindows7 日本語版ベータバージョンを入手し、今は使っていない数年前のPCに早速インストールしてみました。 CPUがPentium4 3GHz, メモリーがDDR-400 1GBなので現在のパソコンからすると貧弱でWindows Vistaで使うにはカッタルくてちょっと勘弁という感じですが、Windows7のベータバージョンを少しいじった限りでは意外と軽快で、WindowsXP並みと云っても差し障りがないのか?というのが第一印象です。
現在流行りのIntel Atomプロセッサを使ったネットブックと呼ばれる超低価格ノートPCや、コンビニや空港などにある端末で使われている組み込み機器向けWindowsXPを置き換えられるように、性能の低いハードウェアでも動作するようにチューニングがされているようです。
ところで、Windows7の名前にある7ですが、どうして7なのでしょう?
昨年暮れにIntelから新しいプロセッサCore i7が発売されましたので、Intelとのコラボレーションでしょうか?
でもこれはネハーレムという新しいインテルアーキテクチャのハイエンドデスクトップPC向けプロセッサの名称で、今年終盤に予定されている本命のバリューPC向けプロセッサとは互換性がなく、(開発コードLynnfield、まだ名称は正式には発表されていないですが)Core i7ではないようなので・・・Intel Core i7には関係なさそうです。
Microsoft WindowsOSは過去のバージョンから一連のバージョン情報を持っているのでOSのバージョンが7.0だろうか・・・これも違います。
Windows7のOSバージョンはキャプチャした画像のように6.1です。 Windows Vistaのバージョンが6.0なのでWindows7はWindows Vistaのマイナーチェンジ版となるわけです。 Windows2000のバージョンが5.0でWindowsXPのバージョンが5.1だったのと似ています。 このバージョンというのはアプリケーションの開発に影響するので製品版で変更になることもないでしょう。
Microsoft製のコンシューマ向けOSはこれまでWindows3.1 → Windows95 → Windows98 → WindowsME → WindowsXP → WindowsVistaと推移していますが、次が7番目のWindowsということでWindows7となったのいうのが正解のようです。
将来出るであろう真正バージョン7.0のOS名称が何になるか気になりますが、Vistaの問題点をブラッシュアップしたWindows7には期待したいですね。
Posted by js3mne at 23:35│Comments(0)
│パソコン
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