2008年07月19日
Nikon Digital Live 2008
今年もNikon Digital Live 2008に行ってきました。
昨年はD3/D300というNikonデジタル一眼レフカメラのフラグシップ2機種の発表ということで大変な盛り上がりがありましたが、今年はFXモデルの普及機D700の発表会ということと、もうすぐ発売ということですでにNikonショールームで触れるので、それほどでもなかったのですが、それでもプレゼンの席はすべて埋まって立ち見があるぐらいで、それでいて待ち時間なしに実機に触れるぐらいの、ちょうど良い?バランスだったと思う。 参加者の多くは中年以上で、ほとんどが男性です。
断わっておきますがD700は普及機といってもFX仕様の普及機というだけで、カメラボディだけで30万円オーバーと決してお安くないです。 ただ今までのNikon FXモデルのフラグシップ機 D3のボディが今でも50万円オーバーなので、それと比較するとお安いというだだけで、決してレンズ込み10万円未満のエントリーモデルではございません。
ちなみにFXとかDXとかいうのは、フィルムに該当する部分イメージセンサーの大きさで、FXはフィルムカメラと同じ35ミリサイズ、DXはAPS-Cサイズ相当、コンパクトデジカメはもっと小さいサイズ、ケータイのはもっと小さいになります。 大きい方が高画質で高価な傾向があります。
今年もシューティングステージというD700実機を使って撮影できる催し物があり私も撮影してきました。 このブログの写真はD700ではなくCANON IXY-910ISで撮影した会場風景ですが、今年は持参したCF(コンパクトフラッシュ)を使えるという情報があったので、持参したCFをセットして撮影データを持ち帰ってきました。
画質関係の基本性能はD3と同じなので、高感度設定でも非常にローノイズです。 ISO1600でも普通に使えるのには驚きですね。
プロのカメラマンでのプレゼンでは、D3/D300/D700の比較が中心です。 どのモデルも現役バリバリなのでどれも貶しませんが、意外だったのは何方も新機種D700をべた褒めではないのです。 D3はもちろんですが、D300の評価が高かったのが意外で、D300のオーナーとしては嬉しかったです。
レイルマン中井の1日1鉄!というブログを開設しているというレイルマン中井氏のプレゼンを聞いたのですが、作風はアマチュアカメラマンのモノとは違います、 「さすがだねぇ」という感じです。
でも、いくつか違和感を感じる説明がありました。
ひとつは、D3には欠点はないということなんですが、大きく重いとか、ノイズダスト機能がないのは欠点ではなかろうか、と思うのです。 彼も本気撮りのときはD3を使うが、普段撮りはD300を使うと話していましたのでそうなんでしょうが、D3はどうしても機動性に欠けます。 クルマで例えると、レクサスLSのような3ナンバーでも大柄の車を運転してスーパーへ行くようなものだと思いますね。
もう一つは、毎日D300を普段カメラとして持ち歩いているというのです。 嘘ではないと思いますが、コンパクトデジカメではあるまいし、D300でも普段持ち歩くカメラとしては重く大きすぎるよね。 クルマに例えるとD300は十分3ナンバーサイズのクラウンクラス、軽自動車や5ナンバー小型車のような取り回しの良さはないと思うけどなぁ。
それから、作品の例の中に貴志駅のネコの駅長が…、和歌山まで来たんですね、御苦労さま。
それで、D700は買いなのか?
私の場合、D300を今年初め買ったばかりだし、高感度には魅力を感じるが、FXが得意としている広角を使う風景写真は撮らないので、すぐにはちょっと!という感じです。 第一にD300からD700に買い替えて、写真が上手になるわけではないですし・・・
Posted by js3mne at 23:58│Comments(0)
│写真・カメラ
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1日1鉄 中井精也 著【貴志川線を探検しよう!blog 知ってるつもり】at 2009年08月01日 07:40
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