2007年12月08日

ALWAYS 続・三丁目の夕日

 ALWAYS 続・三丁目の夕日を映画館で観てきました。
 前作、ALWAYS 三丁目の夕日はレンタルDVDで観賞。映画館での鑑賞は本当に久し振りで、高倉健主演の「鉄道員」以来の8年ぶり。 無常なことに「鉄道員」を観た和歌山ぶらくり丁の映画館はもう存在しないですが。

 監督は私と同じ昭和39年生まれだそうで、共に実際の昭和30年代は知りませんが、貧乏でも夢と希望を持って生活していた昭和30年代をうまく演出されていて、甚く感動したものです。
 2作目になるALWAYS 続・三丁目の夕日については、エピソードがてんこ盛り過ぎで、TVの1時間ドラマなら1クール分が十分放映できる内容を2時間30分にダイジェストした感があり、つながりが希薄の部分などあり、少々疲れた、そんな印象。 詐欺師にだまされたり、当時の羽田空港を再現したシーンは余分でしょう。
 薬師丸ひろ子が演じた昭和のお母さん役はハマり役で、1作目に続き今回も最高なんですが、それ以外の登場人物のキャラクタについては、個性を誇張し過ぎで、もう少し全体が自然な演出の方がよかった。 特に、三浦友和が演じる宅間医師については、戦争で家族を亡くした寂しさや優しさが1作目ではうまく演じられていたのですが、2作目は少々茶化し演出しすぎで興醒めぎみ。

 ALWAYS 続・三丁目の夕日はハッピーエンドで完結するべたな作品で、続編(というより後編)としては順当なストーリー展開。 上映中は涙を誘う場面もたくさんあり、当時を再現した技術も特筆で、いい作品に仕上がっていたと思う。 ただ、べたな作品ゆえに、後に残る感動が少なかったのも事実。 でも、レンタルが始まればもう一度観ようと思う。


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Posted by js3mne at 18:00│Comments(0)独り言
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