2007年08月18日
世界報道写真展2007
爆撃されたレバノンのベイルートの町を真っ赤なオープンカーで通り抜ける若者グループの写真が今年の最優秀作品ということだが、2度目の遠征時全身を火傷を負い、移植により昔あった映画「エレファントマン」のような風貌になってしまった軍服姿の米軍人と遠征前に婚約し1年半の献身的な看病を行ったという神妙な面立ちをしたウエディングドレス姿の女性との結婚写真なども気になった。 日本では新潟の大地震で不便な生活を強いられている人々や、この40℃を超える気温に熱中症で死亡のニュースなど、他人事でない部分もあるが、報道写真展の写真は今の日本人には想像もつかないような地獄絵図が映し出されていた。
「日本人はすでに平和ボケして、今の平和を平和と感じていない。」 一言でいえばそういうことなんだろうな、と感じる写真ばかりだ。 今回の写真展は8/23までなので、興味のある人もない人も、一度ご覧いただきたい。 きっと心に響く何かを得られると思う。

Posted by js3mne at 19:52│Comments(0)
│写真・カメラ
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