2007年04月30日

ラテン系のプジョー407SW

 国産車から初めて輸入車を考えたときに一番心配したのが故障の多さ。
 昨年8月にプジョー407SWが納車され、これまで発生した不具合を紹介します。

1. 納車してまもなく、リアガラスに接着されているハイマウント・ストップランプが外れた。 1回目の修理後すぐまた外れ、接着剤を変更して2回目の修理後今のところ問題は発生していない。 ガラスへの接着面積をもう少し広くするなどの改善が必要だろうか。

2. ブレーキを離したとき、ブレーキペダルの部分から音がする。 本来左ハンドルのクルマなので、ブレーキシリンダーからロットで右の運転席まで持ってくる構造になっているが、この部分で異音がしていた。 グリスの塗布で改善。
 それとは関係ないが、ブレーキを掛けたときの「キーキー」音とブレーキパッドのカスによるホィールの汚れ。 これだけはどうしようもないのか・・・

3. 走行中の異音。 1つ目はリアハッチを固定キャッチする部分の調整で改善。

4. 走行中の異音。 2回目はリアシートを起こした位置で固定するロックの部分のこすれ。 グリスの塗布で一旦は改善しようだが、微妙な状態。

 異音に関しては、車内が静かなだけに非常に気になったが、いずれも大きな故障ではないが、おおらかなラテン系人種の設計思想は、日本人のそれとはちょっと違うのでしょうね。 原因が破損による故障ではなく、構造上の問題が多く、詰めの甘さがあるようだ。


 そういえば、わかやま電鉄の常務さんが若い頃、フランス車のシトロエンに乗っていたと教えてくれた。 車種は聞いたが忘れた、故障で修理に出している期間が乗ってる期間より長かったぐらい故障が多かったという。 私がプジョー買ったのを聞いて、まず一声が、「故障はないですか?」だった。
 また、常務さんが岡山にいた頃、同僚がイタリア車のアルファロメオを購入し、新車で自宅へ帰る途中にマフラーが落ちた、という笑い話もしていた。 ・・・脅しやがな ik_85


 「最近の外車は昔に比べて良くなったよ」という話を聞く一方、「やっぱりラテン系のクルマだから、それなりに・・・」という話も実際に乗っている人からも聞くが、それはこういうことなのでしょう。
 構造的な問題なら修理でも直らないこともある反面、ちょっとした工夫で直ることもある。 メンテナンスするエンジニアの技量が試されますね。 とりあえず今のプジョー和歌山のエンジニアは優秀で、安心して任せそうだ。 ik_96


同じカテゴリー(クルマ)の記事画像
ホンダS660試乗
Audi A6 allroad quattro 至極の一台
興奮のAMG試乗
Lexus NX
試乗日記
今度のルノーイイじゃない!?
同じカテゴリー(クルマ)の記事
 ホンダS660試乗 (2015-04-11 19:17)
 Audi A6 allroad quattro 至極の一台 (2014-09-23 18:05)
 興奮のAMG試乗 (2014-08-30 18:20)
 Lexus NX (2014-08-23 17:35)
 試乗日記 (2014-04-27 08:35)
 今度のルノーイイじゃない!? (2013-11-24 18:22)

Posted by js3mne at 06:35│Comments(0)クルマ
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。