2010年07月25日
クラウンでいいんです

7月中旬の大雨が続いたある朝、出勤途中に踏切で電車の通過を待っていた時突然後ろからゴツンときた。後続のプリウスに追突をされたのだ。前をよく見てなくて前が動き出したと勘違いして発車したのが原因で100%相手方に非のある格好だ。幸いお互い大きな怪我はなかった。
「代車は国産のクラウンでいいですか?」
ということだったので代車はクラウン 2500ccロイヤルサルーンになった。プジョー407SWの修理はプジョー堺にお願いすることで なにわナンバーのレンタカーだ。
1週間ちょっとの試乗になったわけですが、クラウンのレビューを簡単に書き留めます。
クラウンの勝っているところ
・FRなのでハンドリングが自然、大きいわりに回転半径が小さく取り回し良いのが◎ フロントオーバーハングが短いのも運転がしやすい。
・トヨタ純正のカーナビは使い勝手が超便利 プジョー407標準のパイオニア製カロッツェリアは酷過ぎま。
・キーレスドアロック キーをポケットから出す必要がないのは◎。
・エアコンの効きが◎ 白いボディと内装、フロントガラスが立っているのも影響しているかと。ルーバーが自動で動く小技も◎。
・ぱっと見の良い高級感演出
・燃費 2500ccなのが影響しているのかと。
やっぱプジョー407SWが勝っているところ
・乗り心地 クラウンはふわふわしている割に不快なゴツゴツ感が残る乗り心地で、それとて簡単に腰砕ける足回りはダメ。角のない路面に吸付くようなネコ足と呼ばれるプジョーの乗り味は◎。クラウンは運転するんじゃなく乗せてもらうクルマです。
・シート 本革とファブリックとかの素材の違いというのではなく、座り心地やがっちりした作りは1枚も2枚もフランス車プジョー407SWが上。
・静かな車内 僅差ですがマイルドな乗り心地もあり意外にも407SWの勝ち。
・オーディオ クラウンにはかなり良いのが標準装備されていてほとんどの人は満足するでしょう。でも407SWのオプションのナカミチ+JBLが◎でしょう。それに車外への音漏れなんですがクラウン大きすぎでしょ。
・アグレッシブなデザイン
総論として、
トヨタの国内向けの高級車ということで地道で乗るには欠点がない乗りやすい車でそつない高級感のある作りになっている。でもなんか足りない。料理でいえば、普通には美味しいし食材も飾り付けも及第点なんですが、隠し味的なものがないんですね。各項目を100点満点で採点するとすると、75点を下回る問題点はない代わりに、90点を超える項目もない、そんな感じ。
プジョー407SWには75点の項目はいくらもあるけど95点の項目もある。
ということで、普通の人はクラウンに魅力を感じるだろうが、尖がったところに魅力を感じる人はプジョーを選ぶ、それだけのことだと思う。
ということで…良いクルマだけどすぐに乗りたい車ではなかった…私の場合はそういうことだった





Posted by js3mne at 14:09│Comments(0)
│クルマ
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